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ともに2006年式のインプレッサとダホンと発達障害が綴るブログ

マニュアルっていいっすよ。

押しつけるつもりとはないけれど、いたって素朴に私はおもいます。


「マニュアルっていいっすよ。」



ひょっとしたら10年もしないうちに自動変速どころか自動運転が当たり前の世界になってしまうかもしれない産業大国ニッポンで、あえてマニュアルミッションに乗る。


なーんて書くと、至って”オタ”な表現に見えるかもしれませんが、
私がマニュアルミッションにこだわりたい理由で一番大きいのは




クラッチを踏めば無問題!



ってことでしょうか。

万が一事故にあったとき、エンストすれば暴走することなく停止する。


なんてこともマニュアルにこだわる理由の大きな一つです。


シフトレバーをポンと惰性でもどせば、どの位置からでも、ワンアクションでギアがニュートラルに入ること。これがいかにすばらしいかは、”オートマ”しか知らないような人たちには声を大にして言いたい(けど、伝わらないだろうなあw)。


私の乗っている車のように100馬力程度のマニュアル車の運転なんて300馬力や500馬力のモンスタースポーツカーよりはるかに”カンタン”で”ラク”なんだけどなー。


馬力の小さいエンジンは当然エンジンを吹かしてもたいしたパワーは出ません。
そして、パワーがないということは、即ちエンジンそのものの揺れ、振動も相対的に弱いもの、小さいものとなるわけです。
ということは、巷で言われるマニュアル車の欠点である”変速時のギクシャク”が出にくいというメリットにもつながります。

過去に丸目のインプで1.5Lと2.0LのNAと乗りましたが、
やはり多少乱暴なシフトチェンジをしたり、アクセルのオン・オフをしたことへの寛容さは1.5Lのほうが上でしたね。2.0L車はエンジンサイズも大きく、またパワーもあるため(といっても150馬力程度でしたが)エンジンが大きく揺れるので、アクセルオフの際は少しやさしめに足を離すようにしていたとおもいます。


ちなみに今乗っているGJ3については、なんといいますか、そういったエンジンの嫌な振動が全くといってもいいほど感じません。エンジンかけるときもクルマが揺れませんし、アイドリングの振動も気になったことがありません。

省燃費にするために、燃調の設定を緩やかにしていることもあるのでしょうが、やはりエンジンマウントそのものが、よりしっかりしたものに改良されているのではないでしょうか。ミッションも同様で、よりがっしりとした印象になるよう改良されているのではないかなとおもいます。(思い出しましたが、エンジンオイルを0W-30Wにしてからよりギクシャク度の低減感が上がった気がします。)

まあ、マニュアル車のいいとこってのは、いつも単純に楽しいってことに尽きるんですけどね。都内とかを静々と走ることもできるし、田舎の郊外路をびゅーんと伸び伸び走ることだってできる。
一方でローパワーであるが故に、山坂道とかだとトルクバンド外すと途端にドン亀になるわ、ドアンダーにはまるわなので、コーナーの先の道を読みながら走るのが癖になるというのも一つの趣。
それと、パワーがないから高速向きじゃないとか言われますが、80㎞/hから追い越しのために、一気に加速してもギアを3速にまでおとせば、軽快に加速します。4000回転前後からスーッと乗っていきますし、音色も心地いいものがあります。



GJ3のミッションで旧型比でよくなったと実感できるのは、格段にロー(つまり1速)にシフトダウンがしやすくなったことが上げられます。きつめのコーナー+上り坂でローに落とせるので、再加速がスムーズにできるので、丸目のインプ、GG9では失速する場面がありましたが、GJ3ではローに簡単に入るので、登坂が楽になったと実感することが多いです。

そんなわけでなかなか日の目を見ることのないインプのマニュアル車、M社のアクセラデミオ同様地味な存在ではありますが、あらためて、もう一回書きます。





マニュアルっていいっすよ。





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