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ともに2006年式のインプレッサとダホンと発達障害が綴るブログ

インプレッサスポーツワゴン から クライスラー・イプシロンへ

 


少し時間が経過しましたが、愛車を乗り換えました

 

 

 

2013年式クライスラーイプシロン

 

このイプシロンというクルマ。もともとはイタリアのランチというブランドのクルマなのですが、道路が左側通行、つまり右ハンドルのクルマが基本の国ではクライスラーブランドで販売されました。ランチアクライスラーとでは全くブランドイメージが異なるのでは?と思うのですが、当時フィアットクライスラーが合併し、多くのブランドを抱える企業内での合議に掛けた結果による大人の事情によるものと推測されます。

また、ランチアブランドはこれまで右ハンドルのクルマを原則的には量産しないという暗黙の伝統も無関係ではないような?

 

まあ、実際のところ、少なくとも右ハンドル車で販売が行われる日本、英国、アイルランドには正規のランチア販売網がなかったから、販売チャンネル的にコンパクトカーのラインナップのないクライスラーブランドにはめ込めば一発当たるんじゃね?的な発想で決めたのではないかと思います。

 

当然、日本ではそんなフィアット・クライスラーの願望通りとはならず、むしろ圧倒的な不支持を買い、新車販売をしていたころにはすでに相場は暴落し、数十万引きで新車のたたき売りが行われていた、とか。。。

 

新車の玉数が極端に少ないため、販売終了後の現在、中古車市場ではそのレア感からプレミアが・・・・などと至ることもなく、兄弟社のフィアット500やNewパンダと比べ、お求め”安い”価格で流通しています。

 

なぜ、私がそんな不人気者にフォーカスを当てたのか。

その理由は、ただ一点!

 

直列2気筒ターボのツインエアを愉しみたい!

 

それに尽きます。

 

イプシロンフィアット500ベースでありながらホイールベース90㎜延長し、リアにはしっかり大人が座れるシートと、60Lくらい多い245Lの荷物スペースがあります。そして、エンジンはツインエアの2気筒ターボ。

 

私はこのタイミングで初めてイプシロンの中古車をネットで調べてみました。

すると気になる玉が埼玉県で発見。そこには500のツインエアもあるし比較検討してみることに。

そのななめ後ろからの眺めでドキュン!と刺さりました。

外装は目に見えるへこみや擦り傷はほぼ見つからず、給油口のそばに相当注意を払ってみないとわからない程度な小さなエクボのみ。

ホイールも若干コーティングの剥がれ若干ありも、縁石にこすったときにできるような傷はない。

ドアの取付部等には錆ありも下回りはとってもキレイ

エンジンをかけ、ミッションの出し入れにも問題なし。

内装がとってもキレイ。そこの店は仕入れたまんまの状態をそのまま売るという

整備工程を省くことで、車両価格+5万円のみで販売するとのことなので、清掃すらしていないというのに、気になる汚れもほぼないし後付けのナビやレーダー探知機みたいなものを外した跡もない。

整備書もついていて、少なくとも最低限の整備が正規店で行われていることを確認、過去にノックスドールのアンダーコート施工の記録もありました。

ヤード内を軽く運転してみて、そのずっしりとしたクルマの感触を確かめたあとに500をみてみます。

 

しかし、こいつは外装からしてくたびれの度合いが違い、エクボと塗装剥げあり。シフトノブは社外品に変更済み。年式はイプシロンより1年古い2012年、そして走行距離はイプシロンとほぼ同じ65,000キロなのに、20万円くらい高い。かわりに社外ホイールとタイヤがついてくるとのことだったけど、これも状態は悪い・・・

そして、想定していたよりも室内が狭かった・・・。

あと、懸念通り500の内装は自分にはあざとすぎて、日常遣いには厳しいかなとおもったこと等から、即決でイプシロン契約に至ったわけです。

 

これまでオールアナログだったインプレッサとひかくすると現代技術が詰め込まれていますが(とはいえ10年以上前のクルマですから当然ACC等はないけれど)、運転してみると2気筒のドッドッドという低い鼓動のアナログな走りがまた楽しくもあり、また今後訪れるであろうイタ車の試練が怖くもありの日々ですが、詳細についてはまた機会を改めてご紹介したいとおもいます。